言葉の水たまり

日々の生活の中で浮かんだ何気ない言葉を、消えてしまう前に掬い上げて、時には丁寧に、時には無造作に溜めておく、そんなブログです。

書き始めるにあたって

何故かは忘れてしまったけれど、嫌なことがあって、すごく落ち込んでいることがありました。

私はずっと下を向いて、嫌だな、苦しいな、ってそればかり考えて歩いていて。

そんな時、ふと視界に映った水溜まりに、空が映っていました。ちょうど雨が止んだばかりで、少し青空が見えているような、そんな天気でした。重たい雲の隙間から覗く青空は、やけに鮮やかに見えて。

水たまりに映ったそんな景色を見て、私は初めて上を向きました。そうしたら自然と、大丈夫、って思えるようになった、そんなことを覚えています。


日々の中で思うことって、案外たくさんあって、でもふと気がつくとすぐに消えてしまう。でも、その時思い浮かんだ言葉を、数分後、数日後、数年後に思い出すと、案外元気づけられたりします。

あるいは、自分にとってはなんてことない言葉でも、誰かにとっては心の励みになったり、頑張ろうって思えるものであったり。

それくらい、言葉っていうのは力があって、素敵なものだと思うのです。


例えば、誰かに共感してもらえるかもしれない。

例えば、誰かに元気を与えるかもしれない。

例えば、未来の自分をはっとさせるかもしれない。

そんな期待を込めて、心の中に浮かんだ言葉を、消えてしまう前に掬い上げて、時には丁寧に、時には無造作に溜めておく、そんなブログです。


気が向いた時に、のんびり、気ままに更新していこうと思います。

寝る前に布団に入ってからの数分。電車で移動しているときの数分。もしよろしければ、お付き合い下さい。