言葉の水たまり

日々の生活の中で浮かんだ何気ない言葉を、消えてしまう前に掬い上げて、時には丁寧に、時には無造作に溜めておく、そんなブログです。

文章を書くということ

私がブログを始めてみようかな、と思ったのは、日々の中で思ったことがそのまま消えてしまうのは勿体ないと思ったからです。

こうやって言葉をしっかりと形にして溜めていくことで、私が日々を生きてきた証になるんじゃないかな、なんて。ちょっと大袈裟かもしれませんが。笑

今までは、Twitter等のもっとお手軽なSNSを利用していました。でも、ああいったものってお手軽な分、どうしてもすぐに流れていってしまうんですよね。ずーーーーっと下までスワイプするのも大変だし、途中ふざけたツイートとかもあるし。笑

それで、もっとしっかりと溜めておこうって思ったんです。その方が、振り返りもしやすいし、目にも留まりやすいし。

それに、これまでTwitterで呟いていた私の言葉に対して、「あなたの考え方好きだよ!」とか「その言葉聞いて元気出た!」なんて言ってくれた人がいて、それがすごく嬉しかったんです。

私自身、色んなTwitterやブログに書かれた言葉を見て、元気付けられたり、考え方が変わったり、たくさんの影響を受けてきました。

言葉ってとても不思議なもので、ただ漠然と発信しただけで、見知らぬ誰かを元気にしたり、救ったりするかもしれないんですよね。

それってとっても素敵なことだなって思います。だから、私もちゃんとした形で発信してみたいな、って。

 

でも、いざ始めてみたら、「漠然と思ったこと」でも1つのコンテンツとして文章にまとめなきゃいけなくって、これがなかなか難しい、、

Twitterなんて、語りたい事柄さえあれば良かったんです。「こんな出来事があった!」「こんなこと思った!」の前後にちょっと煽りを足せば、ぱぱっと投稿できちゃうし。

でも、ブログって結構難しい。

何を言いたいのか、どこから話し始めて、どこを最後に持ってくるか。要は、起承転結みたいな構成が必要になったんですね。これが私は苦手で。笑

そんなことをぐだぐだ考えているうちに、日々の忙しさに追われてしまい、あれ?ブログ作ったは良いけど全然更新できてないぞ?ってことになってしまったのです。本末転倒ですね。

 

もっと昔の、Twitterもやっていなかった頃の話をすると、私は日々の中で思ったこと、もやもやしたことは、短編小説にすることで昇華していました。

自分が疑問に思っていることを、登場人物の疑問として提示して、物語の中で何かしらの答えを出す。あるいは、出さない。

そうやって、自分の考えを何とか形に残して、自己満足に浸っていたのです。

でも、小説を書くことこそ、ものすごいエネルギーと時間が必要で、、

テーマを決める、キャラクターを作る、起承転結を考える…何かしら書きたいことはあるのに、テーマだけでキャラクターが決まらず進まなかったり、テーマもキャラクターも決まっているのに話の進め方が思いつかず断念したり、なかなか1つの作品として完成しないのです。そのまま諦めてしまって、いつか折角書きたかったことも消えてしまう。

そんなのもったいない!ということで、もっとお手軽に、自分の思ったことだけをストレートにまとめようと思ったのがこの言葉の水たまりです。これなら、キャラクターもお話も作る必要ないし、きっとお手軽にできるはず!って。

ところがどっこい、結局は起承転結で悪戦苦闘…これじゃ全然お手軽ではないではないか!となってしまったわけです。

 

ここまで長々と書いてきましたが、特に構成も考えず、完全に思いつきで言葉を重ねています。つまりは、あまり深く考えずにやってみようかなっていうのが、今回の結論です。だいぶ脱線しましたが。笑

考えすぎてしまって何も残せないよりかは、この方が良いかなあと思いつつ、しばらくこんな感じでやってみようと思います。せっかくなので、よろしければお付き合いくださいな。

それでは、また。

 

追記:

今まで書いた小説が、少しですがまとめてあります。お暇な折に読んでみてくださると嬉しいです。

小説家になろう-鈴村ましろhttp://mypage.syosetu.com/395654/