言葉の水たまり

日々の生活の中で浮かんだ何気ない言葉を、消えてしまう前に掬い上げて、時には丁寧に、時には無造作に溜めておく、そんなブログです。

選択肢

今日は久しぶりに1日何も予定がなく、お天気も良かったので、部屋の掃除をしたり布団を干したり、身の回りのことをしていました。

掃除や洗濯したあとって、気分が良いですよね。それって「綺麗になる」だけでなく「自分が有意義に時間を使えた」っていう心地よさもあると思います。

今回はそんなお話です。

 

 

掃除も洗濯も、極端に言ってしまえば、しなくても生きていけます。

まあ、この辺は人の感覚によりますが。部屋が汚くても全然平気な人もいれば、ちょっとでも汚いと我慢ならない人もいるので。(私は多少汚くても平気な方です)

それでも洗濯をする、掃除をする、って選択肢を選ぶのは「より良い生活環境作りのために頑張る」ってことだと思うんです。

だから終わった後は「綺麗になった!」という結果だけでなく、「頑張った!」っていう過程も心地よさに含まれている気がします。

 

疲れてしまって、何もしたくなくなる時ってありますよね。
そんな時に、何もせずぼんやりと過ごしたり、好きなことだけをやったりするのは、とっても大切な心の栄養です。

でも、ずーっと好きなことだけを繰り返していると、段々と慣れてしまうことがあります。

慣れると自分の中での価値は少しずつ下がって、楽しかったはずのことが、なんだか退屈に感じられたりしてしまいます。

そんな時にちょっとした発見や新しい刺激を与えるのは、自分が積極的に選ばない選択肢の先にあるかもしれません。

 

退屈だな、って思った時は、あえてうんと疲れることをやってみる。

普段だったら嫌だなって思うことを、頑張ってやってみる。

そうすると「頑張った!」っていう達成感から、それまで繰り返していたことがもっと楽しく感じられるようになる、かもしれません。

楽しかったはずのことが、なんだか退屈だなと感じることがあったら、試してみてください。

楽しさが、息を吹き返すかもしれませんよ。

それでは、また。